「この二人の婚約をここに宣言する!」混迷を極める大茶会でテオが宣言したのはアンナ=ハルミッヒとレオン=エクリプスの婚約だった。それをきっかけに、ケネスはエクリプス家の暗躍を訴え、貴族たちに立ち上がるよう呼びかける。ついに激突した革命の行方は!?大茶会編、クライマックス――!
絶対王政の放棄を宣言し、革命を成し遂げたアンナとケネス。王権を捨て、アルビオンの象徴となった二人は、全国民に貴族制度の廃止と議会制民主主義への移行を示すため、権威の象徴である城を出ることを決意する。そして、辿り着いたのは静かな屋敷。喧騒を離れ、ただ寄り添うひとときの安らぎ。漏れる木漏れ日の中、二人の想いは静かに溶け合っていく。
革命を成し遂げ、ケネスと正式に結婚したアンナ。そんな二人は周辺諸国との友好を築くため、グラナス帝国を訪れ、アンナの母・イザベラが身を寄せるベルモンド公爵の屋敷を訪ねる。しかし、この会談はグラナス全土を巻き込む、巨大な陰謀の幕開けにすぎなかった——。
グラナス帝国の皇太子、ディオディール=グラナスが銃殺された。銃撃犯を雇っていたとして、罪を追及されるキストラー家。しかし、その陰謀の背後には、アンナの母イザベラとベルモンド公爵の姿があった。冤罪で捕らえられたキストラー家を助けるべく、アンナとケネスは陰謀を暴く鍵を求め、アルビオンへと向かう──。