「そいつより、どう見ても、僕が王子ですよね?」バレエを習い始めた潤平の前に現れたのは、不遜な天才美少年。その名は、流鶯(るおう)――鏡に映る自分と流鶯との圧倒的実力差に落ち込む潤平。だが、流鶯は意外な過去を抱えていた。「かっこいいって、男らしいって、なんだ?」バレエを習っていることを周囲に言い出せない潤平は、この疑問に、どんな答えを出すのか。少年と少年が触発し合い、その踊りは彼らの運命を動かしていく――物語が加速する、待望の第2集!
元カノ・都との再会に潤平は・・・?バシュラールのもとで踊りたいと直談判しに行った流鶯だったが、「パリ・オペラ座」への入団を進言される。満更でもない様子だが、寝耳に水の事態に千鶴の胸中は 一方 怪我の記憶を引きずる潤平は、ローカルレッスンに参加する寿の踊りを目撃しーー? 一進一退の気持ちを切り替えるため訪れた美術館で、 思わぬ再会を果たした潤平と都。 二人きりの夜。 「あの時の話」の続きをーー
舞台に恐怖する潤平を前にブランコはーーローザンヌ国際バレエコンクール準決選ついに開幕。クマールら出場者の好演のなか、オペラ座風の『眠り』に挑む流鶯の評価は?刻々と出番が迫るなか、会場に潤平の姿が・・・ない!?大慌ての捜索の末、ブランコが見つけたのは憔悴しきった愛弟子。「――オルガ、バジルの曲 流してくれ」踊る。かつてプリンシパルだった この足で。