新田健斗は、妻の強い希望もあって社内の男性社員で初めて1年間の育休を取得した。出産で疲弊した妻を助けるため、育児と家事に奔走する健斗。息子は可愛くて、夜中に起こされるなど大変なこともあるが、育児は楽しい。家事も妻に感謝されてやりがいを感じていた。すべてが順調に思えたが、子どもを連れて公園に行った時、猛烈なモヤモヤとした感情に襲われてしまう。自分はママでもなければ、外で働くパパでもない。いったい自分は何者なのか。そんな折、会社から急な仕事を頼まれたことで、平穏な日常が静かに崩れていく……。働く男性の本音も描く痛快オムニバスシリーズ第15話!
総務部部長・駿河は母の介護に頭を抱えていた。田舎に住む70歳になる母が骨折し、入院することになったのだが、突然、父が退院させると騒ぎだした。ソーシャルワーカーからは介護申請の案内を受けたが、父は自分が面倒を見るといってすべて拒否。母を連れて帰ってしまった。父は家の中に手すりをつけるなどしていたが、掃除は不十分、必要なものも買ってこられない状態。駿河は週末の度に帰省して、母の面倒を見ていたが……。ある日、些細なことが口論に発展し、父を怒鳴ってしまう。これまでの思いを爆発させる駿河、その時、廊下から母の悲鳴が聞こえて――!? 働くオトコのホンネもえぐる、痛快オムニバスシリーズ最新話!!
映画を愛するハピネスサニー営業部の新入社員・山田七瀬は、自他ともに認める要領のいいオンナ。昔から勉強はそこそこできたし、行動力とコミュ力もあって性格も社交的。人と話すのも人前で話すのも得意だった。学生時代にはボランティアサークルで人脈を築き、入社早々、その人脈を生かして自社商品の大手スーパーでの全国展開をつかみとった。まさに営業部に現れたスーパールーキー、それが七瀬だった。しかし、社内にはそんな七瀬をやっかむ声も……。そんな声が出るのはわかっている。私はただ要領よくやるだけ。自分に言い聞かせる七瀬の前に、お局OLが現れる。働くオンナのホンネをえぐる、痛快オムニバスシリーズ最新話!!