私は結婚をするつもりはないし、子供を産むこともない。ハピネスサニーに勤める愛花は、人生をひとりで生きていくと自分で決めていた。でも、そこに思わぬ闖入者がやって来る。夫を亡くし、田舎で独り暮らしをする母が同居を迫ってきたのだ。今の生活を壊したくないのに、母のことを思って本心を伝えられない愛花。母はそんな愛花を尻目に、マンションの内覧を決めてくるなど、徐々に暴走の度合いを深めていく。自分の人生の正解がわからない…。思いつめ、職場で倒れた愛花の前についにお局OL・幸岡が現れた。そして、そこで渡された愛花を救う人生の処方箋とは――!? 働く女性が抱える悩みを鋭く描く、痛快オムニバスシリーズ最新話!
総務部部長・駿河は母の介護に頭を抱えていた。田舎に住む70歳になる母が骨折し、入院することになったのだが、突然、父が退院させると騒ぎだした。ソーシャルワーカーからは介護申請の案内を受けたが、父は自分が面倒を見るといってすべて拒否。母を連れて帰ってしまった。父は家の中に手すりをつけるなどしていたが、掃除は不十分、必要なものも買ってこられない状態。駿河は週末の度に帰省して、母の面倒を見ていたが……。ある日、些細なことが口論に発展し、父を怒鳴ってしまう。これまでの思いを爆発させる駿河、その時、廊下から母の悲鳴が聞こえて――!? 働くオトコのホンネもえぐる、痛快オムニバスシリーズ最新話!!
映画を愛するハピネスサニー営業部の新入社員・山田七瀬は、自他ともに認める要領のいいオンナ。昔から勉強はそこそこできたし、行動力とコミュ力もあって性格も社交的。人と話すのも人前で話すのも得意だった。学生時代にはボランティアサークルで人脈を築き、入社早々、その人脈を生かして自社商品の大手スーパーでの全国展開をつかみとった。まさに営業部に現れたスーパールーキー、それが七瀬だった。しかし、社内にはそんな七瀬をやっかむ声も……。そんな声が出るのはわかっている。私はただ要領よくやるだけ。自分に言い聞かせる七瀬の前に、お局OLが現れる。働くオンナのホンネをえぐる、痛快オムニバスシリーズ最新話!!