大手化粧品メーカーで働く水鳥川は心と体が崩壊しかけていた。秘書課のボス・吾妻を中心とする同僚から壮絶ないじめに遭っていたのだ。「あなたのため」という言葉で始まる、度を越えた指導とモラハラ。「ダメ人間」「無能」といった暴言をぶつけられ、水鳥川は自信を喪失していった。そんな彼女を見ていたのが、ハピネスサニーの堂本だった。堂本は水鳥川を甘味処に連れていくと、悩みを吐き出させ「あなたはダメじゃない」と優しく声をかけた。しかし、その直後、同僚の嫌がらせにより水鳥川は窮地に陥る。水鳥川は刃物を手にとり、まさかの行動に出て…!? 働く女性が抱える悩みを鋭く描く、痛快オムニバスシリーズ最新話!
総務部部長・駿河は母の介護に頭を抱えていた。田舎に住む70歳になる母が骨折し、入院することになったのだが、突然、父が退院させると騒ぎだした。ソーシャルワーカーからは介護申請の案内を受けたが、父は自分が面倒を見るといってすべて拒否。母を連れて帰ってしまった。父は家の中に手すりをつけるなどしていたが、掃除は不十分、必要なものも買ってこられない状態。駿河は週末の度に帰省して、母の面倒を見ていたが……。ある日、些細なことが口論に発展し、父を怒鳴ってしまう。これまでの思いを爆発させる駿河、その時、廊下から母の悲鳴が聞こえて――!? 働くオトコのホンネもえぐる、痛快オムニバスシリーズ最新話!!
映画を愛するハピネスサニー営業部の新入社員・山田七瀬は、自他ともに認める要領のいいオンナ。昔から勉強はそこそこできたし、行動力とコミュ力もあって性格も社交的。人と話すのも人前で話すのも得意だった。学生時代にはボランティアサークルで人脈を築き、入社早々、その人脈を生かして自社商品の大手スーパーでの全国展開をつかみとった。まさに営業部に現れたスーパールーキー、それが七瀬だった。しかし、社内にはそんな七瀬をやっかむ声も……。そんな声が出るのはわかっている。私はただ要領よくやるだけ。自分に言い聞かせる七瀬の前に、お局OLが現れる。働くオンナのホンネをえぐる、痛快オムニバスシリーズ最新話!!