優秀だったさくらは、第一希望のハピネスサニーに入社し、念願の研究開発部に配属された。やりたかった研究職…すべて順調だったがハピネスサニーの研究開発部には、紅一点の研究者がいる。入社13年目の野本さくら。学生時代から成績、たったひとつのことで世界は崩れる。子供を産んだこと。半年の育児休暇、時短勤務によって、さくらのキャリアは停滞する。肝心な時に頼りにならない夫。暗に仕事を辞めるよう迫る義母たち。もっと研究に集中したかったけど、自分の仕事を減らして頑張ってきたのに。さくらの行き場のない怒りがついに爆発して――? 働く女性が抱えるホンネをえぐる、痛快オムニバスシリーズ最新話!
総務部部長・駿河は母の介護に頭を抱えていた。田舎に住む70歳になる母が骨折し、入院することになったのだが、突然、父が退院させると騒ぎだした。ソーシャルワーカーからは介護申請の案内を受けたが、父は自分が面倒を見るといってすべて拒否。母を連れて帰ってしまった。父は家の中に手すりをつけるなどしていたが、掃除は不十分、必要なものも買ってこられない状態。駿河は週末の度に帰省して、母の面倒を見ていたが……。ある日、些細なことが口論に発展し、父を怒鳴ってしまう。これまでの思いを爆発させる駿河、その時、廊下から母の悲鳴が聞こえて――!? 働くオトコのホンネもえぐる、痛快オムニバスシリーズ最新話!!
映画を愛するハピネスサニー営業部の新入社員・山田七瀬は、自他ともに認める要領のいいオンナ。昔から勉強はそこそこできたし、行動力とコミュ力もあって性格も社交的。人と話すのも人前で話すのも得意だった。学生時代にはボランティアサークルで人脈を築き、入社早々、その人脈を生かして自社商品の大手スーパーでの全国展開をつかみとった。まさに営業部に現れたスーパールーキー、それが七瀬だった。しかし、社内にはそんな七瀬をやっかむ声も……。そんな声が出るのはわかっている。私はただ要領よくやるだけ。自分に言い聞かせる七瀬の前に、お局OLが現れる。働くオンナのホンネをえぐる、痛快オムニバスシリーズ最新話!!