企画広報部の大川沙織(32)は、一児の母。産休・育休から復職して仕事と家事に忙しくも、充実した日々を送っていた。そんな沙織の目下の悩みは「そろそろ2人目じゃない?」という世間の無遠慮な声。職場で、保育園で、そして夫の家族が当たり前のように「2人目はまだ?」と聞いてくる。そもそも妊活というのは、とてもプライベートなことのはず。それなのに、ひとり産んだらその意識がなくなるのはなぜ? 子どもは可愛いけど、2人目を生んで、また産休をとって、それから職場復帰して……あのしんどかった日々をもう一度やれというの? 働く女性のホンネをえぐる、痛快オムニバスシリーズ最新話!!
総務部部長・駿河は母の介護に頭を抱えていた。田舎に住む70歳になる母が骨折し、入院することになったのだが、突然、父が退院させると騒ぎだした。ソーシャルワーカーからは介護申請の案内を受けたが、父は自分が面倒を見るといってすべて拒否。母を連れて帰ってしまった。父は家の中に手すりをつけるなどしていたが、掃除は不十分、必要なものも買ってこられない状態。駿河は週末の度に帰省して、母の面倒を見ていたが……。ある日、些細なことが口論に発展し、父を怒鳴ってしまう。これまでの思いを爆発させる駿河、その時、廊下から母の悲鳴が聞こえて――!? 働くオトコのホンネもえぐる、痛快オムニバスシリーズ最新話!!
映画を愛するハピネスサニー営業部の新入社員・山田七瀬は、自他ともに認める要領のいいオンナ。昔から勉強はそこそこできたし、行動力とコミュ力もあって性格も社交的。人と話すのも人前で話すのも得意だった。学生時代にはボランティアサークルで人脈を築き、入社早々、その人脈を生かして自社商品の大手スーパーでの全国展開をつかみとった。まさに営業部に現れたスーパールーキー、それが七瀬だった。しかし、社内にはそんな七瀬をやっかむ声も……。そんな声が出るのはわかっている。私はただ要領よくやるだけ。自分に言い聞かせる七瀬の前に、お局OLが現れる。働くオンナのホンネをえぐる、痛快オムニバスシリーズ最新話!!