「いっ、一千万――!?」 銀行残高に驚きを隠せないみお。廃業寸前の漫画家だった夫・和夫だが、みおがSNSに上げた漫画から仕事が舞い込み、それが初めてのヒットとなったのだ。仕事環境を整えるため、ボロアパートからの引っ越しを編集者に勧められた和夫。しかし、みおが決めてきた物件は、夫の都合を考えない、みおの好みで選ばれたマンションだった。夫は「先生」、私は「売れっ子クリエイターの奥様」、毎日通勤しているショボい会社のOL連中とは違うステージにいるの! これまでくすぶってきた妻の自意識が、夫のブレイクによってスパークし始める……。連載第2話。
陰キャおぢ新人ホスト「Nei」爆誕! 曲者編集者・高城から出された「感情体験を積む」課題から、みおは和夫をホストクラブに送り込む。自分と違いすぎる世界でつらい思いを味わって、漫画の糧にしてほしい……そんな目論見だったはずが、なにやら入店早々和夫に太客が!? 和夫の身なりや言動がどんどん洗練されていき、いったいどんな物好きの女が?と心穏やかでないみお。いつのまにか漫画のネームも完成させてポジティブに変わっていく和夫と裏腹に、みおはどんどん焦り始め……。誰が漫画家夫のプロデューサーよ?の21話!
「またもとの哀れな旦那さんにしたいの?」――和夫が漫画家として大成するには、みおではなく自分の力が必要。そう言い切る怜から、みおは勝負を挑まれる。テレビ番組の“作家妻選手権”、これに出て勝ったほうが晴れて和夫に必要な人間だと言えると。受けて立ったみおは早速一回戦の“料理対決”のため、あれこれ準備する。しかし料理が不得意なみおが、センスもスキルもある怜に勝てるとは思えない。一方、二人の対決のため家を出る和夫。「フェアに勝負してほしいから」笑顔でそう語るものの、内心複雑な思いが去来し…。女の熱戦開幕!の22話。
「俺と離婚してほしい」――みおと怜の対決をひとり見ながら、和夫はみおに離婚を持ち掛けようとしていた。怜の言うことはいつも的を射ている。漫画家として、もっと上に行くには、やっぱりみおと離れなきゃならないんだ……。一方、大勝負を前に不安にかられるみお。そこに親しくしている芸能界の大御所・サブローと出くわし、緊張がほどける。私は私らしく、オニよめはオニよめらしく行けばいいんだ! しかし、対決相手の怜は特別審査員の男とただならぬ関係にあるようで――。漫画家と尖りすぎた鬼嫁の不思議な関係を描く連載、ついに最終話!