想いを音にのせていく――定期演奏会の再試験を前に、ライバルの佐伯からある事実を告げられ戸惑う青野。ブランクによるスランプ、ライバルへの焦燥、父親へのトラウマ。様々な悩みを乗り越えた青野の演奏に変化が現れる――!
トップレベルの環境で新たな挑戦が始まる。全国一位のヴァイオリニストや音大付属高校の生徒たちとの合同練習が始まった。一切の妥協を許さない新たな指導者との練習で、まだ見ぬ感情や欲望と青野たちは向き合っていく…
世界コンクールに向けた激動と、別れの時日本代表メンバーたちの新たなオーディションが始まる。座席を決める大事な場面で青野が希望を出したのは、”一番後ろの席”だった――そして季節は3月上旬。3年生の卒業式がやってきて…!?
世界に挑む旋律が会場を震わせるーーついに幕を開けた、世界ジュニアオーケストラコンクール。韓国、ベネズエラ、ドイツetc. 各国の奏者達の圧巻の演奏に会場は次々と飲み込まれていく。そんな中、日本代表の青野たちは仲間と積み重ねてきた日々を胸に、「最高」の音を響かせられるのか……!?
運命の結果発表とオケ部に吹く新たな風――世界コンクール、ついにクライマックス。青野たち日本代表は、渾身の演奏を響かせる。そして大トリのアメリカ代表は、青野龍二の教え子・レオ・スタークが登場。超絶技法を見せつけたレオが、演奏後に明かした“ハジメへの意外な想い“とは――複雑な感情を抱えた青野は、ついに父と向き合う時を迎える。
変化の春、 恋も静かに波立つ――新入生を迎えた海幕オケ部。青野たちは2年生となり、部を引っ張る側として、初めて後輩と向き合うことに。そんな中、ハルが青野を2人きりの練習に誘う。抑えていた想いが溢れ、関係は静かに変わっていく――