闇に包まれた王国より、仲間を奪還せよ。旅を続けるラシル一行は、空に浮かぶ飛行都市はこの地上世界の10年後の姿だと知った。飛行都市にて大戦が勃発する中、皇女の故郷・アリアドネ皇国を救うためラシルはこの世界にてバルバロス皇帝の打破を目指すことに。仲間を奪還するため訪れたビオーヴ王国。そこには、一筋縄ではいかぬ暴虐な君主がいて―――蒼穹の騎士と皇女の旅路は、時空も荒野も越えてゆく。目指す道明らかに、緊迫の新章へ。
皇女が、ラシルに求めることは--旅の目的である“原初の光”の所在を知った一行は、その地になんとか辿り着いた。原初の光に寄り添う一族・リト族との戦闘の末、ラシルはついに“原初の光”と面することに。その正体を知るということは同時にこの旅に秘められていた最も大きな秘密を知るということだった――蒼穹の騎士と皇女の関係は、大きな障害を前にさらに深く、強く繋がっていく。
皇女と騎士による冒険譚、堂々完結。ラシル一行は目指してきた“原初の光”に辿り着いた。レアナは、この旅の真の目的をラシルに打ち明ける。それは世界を守るため、レアナが「自分自身を殺すこと」―――ラシルは、レアナと双子の姉・サレナの力によりバルバロス大帝と向かい合うことになるが…世界が崩壊し続けていく中で蒼穹の騎士は、己の強い意思を貫き通す。皇女やすべての仲間の想いとともに。超本格ジュブナイルSF、堂々完結の最終巻。