自分の良さってなんだ?逆境をものともしないメンタルか?チャンスを見逃さない判断の早さか?ピッチを見渡す視野の広さか?そのどれでもで、どれでもない。本当に必要なのは、絶対的な自分だけの武器!龍よ…さあ、化けてみろ!
一条龍、夜明けを目指して--プロチームに評価を得て、成長を実感する日々。順風満帆に見えた龍に、突如訪れた試練。そのあまりにも残酷な運命は、彼を迷わせる。その姿を見て、手を差し伸べたのは…そして、これから龍の歩んでいく茨の道は――
完全復活を懸けた運命の選手権 開幕!不完全なボール感覚を磨き、完全復活を目指す。そんな果てしない道への第一歩を踏み出した龍。少し感覚を掴むも、すぐに消えてしまう。そんな中、全国高校サッカー選手権が始まる!最条の遠藤高虎、赤城中央の藤原乃亜、そして、龍の代わりにクニキータの内定を得た澤村大道。因縁の相手達と、交差する思い。龍がサッカー選手として大成するための、絶対に負けられない大会へ――いざ!
覚 醒 へ 。全国高校サッカー選手権準々決勝・最条戦。龍のマンマーカー・遠藤獅子雄が、凄まじい執念で彼に牙を剥く。龍の完全復活と、運命の一戦の行方は――
おかえり、一条龍。全国高校サッカー選手権・準決勝の相手は、幾度となく対戦してきた赤城中央高校。覚醒状態が続く龍は、ついにあの時のプレーを…?最高のコンディションで、運命の一戦へ挑む。
天才が、全開。選手権準決勝。因縁の対決は、開始10分にしてまさかの一方的展開。このまま進む――はずもなく。大黒柱・藤原乃亜の躍動、もう一人の天才の登場、“虎の子”の戦術――互いに譲らず、試合は拮抗する。しかし、「さあ、ぶつけるぞ。」その一言が発された時、試合は大きく動き出す。
この日のために、ずっと。ずっと戦い続けてきた。武蒼と赤城中央の、深く確かな因縁。藤原乃亜という高い壁との戦いも、これが最後。全国高校サッカー選手権、その準決勝の場で、ついに雌雄を決する。そして、武蒼は--
超ノーガ-ド。圧倒的なモンスター・澤村大道。だが--こちらにも、怪物はいる。その名は一条龍。逆境を撥ね除け、ぶちかませ。
――翔べ、龍。全国高校サッカー選手権・決勝。覚醒を重ねる福岡南・澤村大道。試合時間残り僅か、戦局が動いたとき――ミルコが龍を呼び止める。そして伝えた、あるメッセージとは。
一条龍のサッカー一代記、堂々完結。サッカー日本代表。それを目指して、幼い頃から突き進んできた一条龍。彼の物語が、ついに完結を迎える。全国高校サッカー選手権・決勝。試合時間、残り僅か。一条龍の、武蒼の集大成がここに。