死に際に死神が現れて、助かる方法があるが次の2択から選べ、と選択を迫る。ある若き女性は、全裸を大衆の前にさらしてデジタルタトゥーを刻印されるか、顔に大やけどを負うか。ある介護に疲れた老人は、妻の中の自分の記憶が消えるか、自分の中の妻の記憶が消えるか。極限に追い込まれた人間が選んだものは何か? 背筋が凍り付く異能ストーリーを描くのは『報復刑』のトータス杉村。物語サポートは北原雅紀。ぶっとんでる死神キャラは、リッパー、オルタナ、ルナルナのトリオ。ついにでた第4集。じっくり御覧ください。すこしだけ世界が傾いで見えます。
AIの解説によれば、この『トリああああああジ』という作品は「理不尽な二者択一を迫る死神」のお話ということで、誠に正鵠を射ているのですが、今回も死にたくなければ一日一悪を強制されたり、研究者が不老不死を追究するあまり自らハダカデバネズミ化してしまったり、と解説にたがわぬ品ぞろえ。ただ違うのは、今回は死神自身に二者択一が提示されてしまうのです。え、リッパーが……まさに身の毛のそばだつ最終巻。ゆめゆめ死神をあなどるなかれ。