恋愛はするものの相手と心を分かち合えない麻衣。付き合ってしばらくすると、心がさめてしまい別れることを繰り返す麻衣の前に、一学年、年下の問題児・藍澤凜人が現われる。母親を失った心の傷と父親に対する反抗心からぐれてしまった凜人との出会いは、麻衣がスリに財布を奪われたことから始まった。不運から始まった出会いは運命のように二人を結びつけ、凜人の騒々しい環境が麻衣にも影響を与えることに…
優しさで包み込もうとした麻衣。一度は閉ざした心を開こうとした凜人。だが、二人に生まれていたはずの愛は、悲劇の真相にすり潰される。幼いころの記憶が鮮明によみがえった凜人、「母が死んだのは、自分のせい」だった…