首都圏を襲った謎の霧の正体は、黒い幽霊の娘(ファントム・ドーター)がチルドレンをおびき寄せるために撒いた、強化アレルゲン杉花粉だった。彼女を追跡する皆本たちだが、相手の攻撃を受け、薫が顔から大量に出血し倒れてしまう。もっともそれは催眠能力で見せた幻覚で、実際には薫はほとんどケガしていなかったのだが…
薫と皆本、巡る思いは--ギリアムを追い詰めたかと思われたその矢先、思わぬ妨害が。そしてドロシーや松風と激突した薫と皆本は、互いへの想いを見つめ直す――
一人の男の、常夜の心。晴らせるか――ついに、怨敵・ギリアムと対峙する薫。あまりにも濃い彼の憎悪と、あまりにも深い彼の呪縛。薫は、皆本は、救い出すことが出来るか――
SFアクションコメディー大作、完結。憎悪の権化となった怪物が、世界を呑み込んでいく。全てにケリをつける決戦前、皆本は、“あの場所”で、薫にある想いを伝える。「あの未来の僕はバカだったよ。止められない君を撃つかわりにこう言えば良かったんだ」――SFアクションコメディー大作、大団円!