僕の人生はーーあなたでいっぱいです。吉田さんは、語った。信頼していた「お兄ちゃん」のことを。その優しさを。その裏切りを。そして、自らの体に起きた異変を。 耐えがたい、苦しみの全てを。 そんな吉田さんの「罪」に気づいた刑事が、彼女を追い詰める。だから僕はーーー銃を手に取った。弾丸が、苦しみを終わらせる。 ――最後に残されたのは、希望。衝撃的ラブサスペンス、感動の完結。
あなたもどうせ、死ぬんでしょ。一連の事件がいったいなんだったのか……それを振り返る間もなく、僕と吉田さんの日常に割り込んできた一人の女の子。友達は、特別なものじゃないの?すべてさらけだしたい欲求と、踏み込まれたくないプライドが、僕らの心を切り刻む。生をただ渇望(かつぼう)するラブサスペンス。
ついに吉田さんの過去が明かされる…誰も幸せじゃなかった。吉田さんは病院にいる。吉田さんに想いを寄せる彼とともに。でもそんなことも知らずに僕は、彼女が帰ってくるのを待っている。彼女に、お帰りなさいと言うために。そして吉田さんは語り始めた。あのTシャツの意味。そしてーー友達の、意味。恐るべき真相に肉薄する、ラブサスペンス最新巻。