日本は歴史上初めて、対外戦争に打って出ることにした。当時、名実ともにリーダーだった中大兄皇子は、唐・新羅の連合軍と戦っている友好国・百済に助太刀しようとしたのだ。百済王に就いた盟友・豊璋が待つ朝鮮半島中部の白村を目指し、大艦隊を率いてやって来た中大兄は、唐水軍と遭遇、戦いに!!引き分けたとはいえ善戦したことに自信をつけた中大兄は、弟の副官・大海人の反対を押し切り、翌朝、全軍突撃を命じるが……!?史上有名な“白村江の戦い”の全貌を描いた衝撃作!!
古代最大の内乱“壬申の乱”は、大海人皇子(天武天皇)の勝利に終わった。しかし藤原鎌足の末裔が、天武帝崩御後、力を伸ばす。藤原四兄弟は妹・光明子を皇后の座に着け、天下を牛耳ったも同然だったが、突然、四人とも病死する。これは蘇我入鹿の祟りだ!!恐れおののく光明皇后にこう宣言したのが怪僧・行信だった。行信は入鹿の祟りを封じ込めるべく、様々な手を打っていく。“聖徳太子”という名を贈り、生前の名誉を回復させるが、祟りは治まらない。とうとう命を懸けて、行信は最後の手段を!?運命の兄弟喧嘩、驚天動地のラスト!!