虎水ギンタは、クラスの中でも全然パッとしない中学2年生。いつの頃からかおとぎの国の夢を見るようになった。おかしの家に喋る木。三本の首の鳥が空を飛び、小人や妖精もいる。そんな平和な世界に魔王が現れて、姫をさらう。自分は魔王と戦い、姫を助ける…。そんな夢をもう100回以上も見ているのだ。そんなある日、教室の中に夢の世界につながる「扉」が突然現れた。クラスメイトが止めるのも聞かずに、ギンタはずっと憧れていた世界へと旅立つ。
夢見ていたメルヘンの世界へたどり着いて5日、ギンタはジャック、バッボとともに元の世界へ帰る方法を探す旅を始めた。ジャックの案内で訪れたパヅタウンで、異次元へ行けるディメンションARMのことを尋ねて回る。そしてギンタの求めるARMは、王様や魔女、そして造り主くらいしか持っていないという最上級クラスの「門番ピエロ」と呼ばれるものだと判明する。それでもギンタは落ち込むどころか、その途方もなさにワクワクを隠し切れないのだった。
スノウを救い出したギンタは、エドワードからメルヘヴンの地図を見せられ、この世界についていろいろと教えられる。そしてメルへヴンには、過去にも一度、ギンタが居た世界から1人の男が来ていたという事実も…。その頃、レスターヴァでは、ファントムの指揮により戦闘集団“チェスの兵隊(コマ)”が動き始めていたのだった!!
現実世界ではギンタの母が落ち込んでいた。メルヘンの国をバカにしたため、ギンタが家出したと思っていたのだ。そんなギンタの母を励まそうと、小雪は毎日ギンタに夢の中で会っていると言う。その夢の話はメルヘブンの出来事と不思議なほどリンクしているのだった。そのころギンタ達は、メルへブンを救う8戦士のチーム名を[メル]と名付け、結束を誓い合っていた。
¥6年ぶりに行われることになったウォーゲーム。メルヘヴンの戦士たちはその参戦資格を問うテストに挑むが、結果は惨憺たるものだった。アルヴィスを除くクロスガードのメンバーは誰一人合格できず、再起不能のダメージを与えられてしまう。結果として合格者は、ギンタたち[メル]のメンバー5人を含め全部で6人。そんな中スノウとエドワードは、お告げ通りの人数が集まったことに希望を膨らますのだが…
メルチーム対チェスの兵隊で戦われる、ウォーゲームの2ND(セカンド)バトル。1勝1敗で迎えた最終戦で、メルからはドロシーが登場した。対するチェスのマイラは、敵を体内に取り込んで破壊する、流動体のガーディアンARM「バキュア」を操るやっかいな相手だ。だが、試合開始直後に手持ちのARMをやられても、ドロシーは不敵な笑みを見せたまま。本格的バトルは初披露となるドロシーだが、一体どんな戦い方を…!?
メルヘンやおとぎの世界を夢見ることが大好きな中学生・虎水ギンタ。突然、教室に現れた「扉」から異世界へ飛び込むことになったギンタの冒険を描く、ファンタジック・コミックス。
4THバトルの第二試合、ジャックVSコレッキオが開始された。さっそくアーンビーンズを繰り出すジャックだが、氷原フィールドでは植物は育たず防戦一方に。ついにはクロッキオのマジックハンマーを当てられ、その効果でジャックの体が小さくなってしまった。果たして、ジャックはこの絶体絶命のピンチを切り抜けられるのか!?
4THバトル、ここまで全勝のメルチーム。最終第六戦に登場したドロシーは、対戦相手のラプンツェルに深手を負わされるが、とっておきの””ガーディアンARM””クレイジー・キルトを使い逆転勝利を収める。そしてドロシーは、ラプンツェルに「ディアナ」という女を知っているかと問いかけて…
砂漠フィールドの5THバトル、第1戦はスノウVS.エモキス戦。お菓子を食べただけ強くなるというエモキス相手に苦戦を強いられるスノウだが、ここで魔法の国「カルデア」でもらった水のガーディアンARM・ウンディーネを出し、勝負を懸ける。