素質だけでは強豪を相手にしたときに自分の投球が通用しないことを実感した滝は真のエースを目指し特訓を開始。体にしみついたボウリングのクセを払拭するために、地味なシャドウピッチングを繰り返した結果、ボールが何個も見える魔球“滝ボール”を完成させる。この魔球の効果もあり、光栄高校はインターハイ県予選の第2回戦に進出。今度の相手は、今大会ナンバーワン・バッターの呼び声も高い超高校級スラッガー、大門杏子を擁する西南台商業。滝は、この強豪相手に、魔球“滝ボール”を連投して好投する。この魔球を打ち込むことが難しいと判断した西南台の監督は、選手達に秘策を与える……
シドニーオリンピック、予選リーグ第6戦。地元・オーストラリアを相手に、先発の若菜は新たに身につけたライザーフェニックスボールで快投を見せる。試合は2対0で日本の勝ち。そのうえ若菜は、見事完全試合を達成した。その頃、この日の登板がないと思った滝はベンチを抜け出し、球場近くの公園で練習をしていたマクレガーと対戦する。自信満々で投げ込んだ滝ボール。だが打倒滝だけを目標に練習を続けてきたマクレガーに、今回は打たれてしまう。落ち込む滝。そんな彼女の前に、日本から応援にやってきた新太郎が現れた。