かってに改蔵
コミック
全26巻配信中

かってに改蔵

幼なじみの羽美に公園の遊戯施設から突き飛ばされた事故以来、思い込みの激しい性格になってしまった勝改蔵。高校生となっても、そのエキセントリックな性格は治るどころか、ますますひどくなるばかり。そんな、ある日。勝改蔵が通う虎馬高校科学部の部員が運んでいた人体模型が窓から改蔵に向かって落ちてきた!この事故で人体模型に頭を直撃された改蔵は気を失い、科学部の部室に運び込まれる。いつまで経っても目を覚まさない改蔵を目覚めさせようと、部長のすずは低周波治療器を乳首に取り付け電気ショックを与えた!そのショックで飛び起きた改蔵は、白衣を着た部長のスズや部室にある薬品を見て、自分が改造人間にされたのだと勝手に思い込むのだった!!

著者・作者
ジャンル
出版社
小学館
レーベル
少年サンデーコミックス
掲載誌
週刊少年サンデー
配信数
全26巻
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  • かってに改蔵(11)
    かってに改蔵(11)

    夏の朝。今日は大事な試合の日。海辺にある改蔵の家では、今朝も一緒に暮らす許嫁(いいなずけ)のすずが改蔵を起こしていた。そんなすずを見て「あらあら、まるで世話焼き女房ね」とひやかす、すずの姉。そのナイスボディーっぷりに改蔵は朝っぱらから鼻血がタラーッ……。というのはぜ~~んぶ嘘!連載時、巻頭カラーで、しかもその週『コナン』がお休みだったため、登場人物一同舞い上がり、一気に読者の人気をかっさらおうと「許嫁」「女人いっぱい」「ひとつ屋根の下」「おっぱいポロン」という人気取りのキーワードをてんこ盛りにしてしまったのだ。改蔵とすずは一緒に暮らしてなんかないし、許嫁でもない。もちろん試合なんてないし、とらうま町は海に1ミリたりとも面していない。そんなわけで、今回のテーマは「人に気に入られたくて自分を曲げたことありますか?」だ!

  • かってに改蔵(12)
    かってに改蔵(12)

    御歳暮の時期、社長は怒っていた。毎年毎年「つまらないものですが」と色々な品が送られてくるが、それはサラダ油、コーヒー、ハム、缶詰、ビール等々、実際には使えるものばかり。本当につまらないものがほしいと駄々をこねる社長に、すずが究極の「つまらない者」を届ける…

  • かってに改蔵(13)
    かってに改蔵(13)

    引っ越しシーズンたけなわの春3月。新しい環境、新しい生活の中で、過去の自分を捨てようという人も多い。羽美もその一人。いつの間にか「田中陽子」という女子大生にキャラを変え、自分フルモデルチェンジをしていたのだ。だが、簡単に自分のキャラを変えられると思ったら大間違い。そのためには、まず行かなければならない場所があるのだ。その場所とは「ダァマの神殿」。キャラを変えるためには、そこでお願いをしなくてはいけない。改造は羽美をその神殿へ連れていく。

  • かってに改蔵(14)
    かってに改蔵(14)

    しがらみハリウッド前交番に、改蔵、羽美、地丹が道をたずねにきた。だが各自が聞いたのは、改蔵「まんが道」、羽美「人の道」、地丹「男道」。交番の警官は当然答えられない。がっかりする改蔵に、すずがどんな道にも対応するカーナビを渡した。改蔵はそのカーナビで早速「まんが道」を探しはじめる。すると~…!?

  • かってに改蔵(15)
    かってに改蔵(15)

    羽美が大きなカバンを持ってバスを待っていた。カバンの中には北海道のガイドブックに青春18キップ。そう、羽美は「自分探しの旅」に出ようとしていたのだ。改蔵は「自分探しの旅といえば聞こえはいいが、その大半は現実逃避、もしくはただの失踪」と喝破。羽美に“自分探しのプロ”である私立探偵・自分寺三郎を紹介する。だが結局北海道に行ってしまった羽美は…!?

  • かってに改蔵(16)
    かってに改蔵(16)

    とらうま町が「偶然禁止モデル地区」に指定された。今後、町内での偶然は一切禁止される。宝くじは絶対に当たらない。競馬は一番人気の馬が必ず勝つ。『タッチ』の達也は偶然双子なんてことはなく一人っ子で、偶然野球に出会うこともなく、サラリーマンとして現実的な人生を送っていくというように改定されている。ところが、この地区にもやっぱり偶然はあった。それは何かというと…!?

  • かってに改蔵(17)
    かってに改蔵(17)

    三角関係のもつれから、改蔵を石で撲殺してしまった(?)羽美。一人残された羽美は、「残され島」に連れていかれる。そこには、いろいろなことに取り残されてしまった人や物が大量にあった。そしてその中には、子供の頃から現在までの、各時代の羽美が……

  • かってに改蔵(18)
    かってに改蔵(18)

    怪事件の調査に行った警察のチームが、街はずれの洋館で音信を断った。真相を探るべく、なぜか科特部の面々が現場に向かう。その洋館は「強迫観念の館」。中に入ると、そこには強迫観念にとりつかれた人たちが、虚ろな目をしてさまよっていた…

  • かってに改蔵(19)
    かってに改蔵(19)

    ディスカウントショップ「ぜにうしない」にやってきた改蔵と羽美。そこで改蔵は店員に「プライドの安売りはしてないのかなあ」と、例によって挑発。そしてその店員と“プライドの安売り街”に向かう。そこにはプライドを捨てた店や物や人の数々が…。さらには“プライドの安売り王”と呼ばれる人物も…!?

  • かってに改蔵(20)
    かってに改蔵(20)

    改蔵が「理論上可能なこと」について語りだした。例えば片方の足が沈む前にもう片方の足を前に出せば、理論上水の上を歩くことは可能。ヨーカンを半分食べて、さらにその半分を食べて、さらにさらにその半分を食べて…そうすれば理論上永久に食べられるはず。科特部である以上、ものごとすべて理論的に考えなければならないと主張する改蔵は、羽美、すず、地丹を連れて「もくさん数学研究所」を訪れ、その研究所の博士と理論上可能なことを追求していく。

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