下町の公立小学校から無理して名門・銘成学園中に進学した直進だったが、勉強についていけずテストの成績は最下位ばかり。なんとかしようと、サッカー部の練習も休んで勉強に没頭する。しかしサッカー部のキャプテン・トラは、直進のサッカーの実力に注目し、無理やり練習に引っ張りだす。空知との名コンビが復活し、素晴らしいプレイを見せる直進。だが直進の悩みはますます深まる。サッカーをしたいのはやまやまだが、それでは勉強の方が追いつかない。考えに考えた末、直進は空知に「学校をやめるかもしれない」と告げる
2015年。直進は、国際宇宙ステーションに搭乗する宇宙飛行士の試験を受けるため、5年ぶりに日本へ帰ってきた。そこで直進は一緒に試験を受ける空知と、子供の頃遊んだ公園を訪ねたり、昔なじみの人達に会いに行ったりして、旧交をあたためる。以前の恋人・マイチとも久しぶりに連絡を取って、心の中に残っていたモヤモヤを吹っ切った直進は、新たな気持ちで試験に臨む。
2020年、春。直進と空知は遂に、NASAの正式認定書を持つ民間宇宙飛行士となった。直進はミッションスペシャリスト、空知はパイロットである。半年後、空知は日本人初の宇宙パイロットとして、空の天辺まで昇った。直進はじめ皆が、長年の夢を叶えた空知に祝福を贈る。だが霊界のさやかと交信できるマイチは、さやかから「あいつの悪意を感じる」と、不安な一言を告げられていた。