ロビンズのOB長淵博が文化勲章を受章することになり、香山たちロビンズの面々もその記念パーティに出席した。長淵は戦後まもないプロ野球界で活躍したスーパースターで、現役引退後も監督としてリーグ7連覇を達成していたが、いまでは野球人というよりも政治家や銀行家、文化人に囲まれるVIPのひとりになっていた。だが、パーティの次の日に出席した講演会会場で長淵は、客席に座る人々がスタジアムを埋める観客に見えてしまうのだった。講演会の後、長淵がスタジアムを足を向けると、そこに香山がいた。名選手だった昔の思い出を力を込めて語る香山を見ているうちに、長淵は自分が昔は野球選手だったことを思い出す。
サザンクロスはフロッグスとの対戦のため北海道へ遠征していた。元ヤクザの過去が発覚した鳥居坂も処分されないことがオーナー会議でも決定した。そのうえ、0.5ゲーム差で首位のロビンズが負けていることを知ったサザンクロスの選手たちは、この試合に勝って首位を奪取しようと息巻く。試合が始まるころ、踊りの稽古の真最中のチームオーナー伍代はな。稽古をつけているのはなんとリカ。稽古の終わる時間が来た途端に、テレビでサザンクロスの試合を食い入るように見るはなは、日本一のいい男だと香山を賞賛するのだったが…
怪我が治っていないにも関わらず香山が一軍に復帰することが気にくわない有動は、香山の家までやってきて一軍に上がるのを断るように詰め寄る。香山はゲームには出さないと荒井戸コーチは約束するが、信じられない有動は自分を香山のかわりにベンチにいれろと迫るのだった。その夜の試合で、ベンチ入りした有動は中条たちをレギュラーを挑発するような発言ばかりする。
桜島で台風に遭遇し、取り残されてしまった香山たち4人は、桜島を自分の庭のように知り尽くした有動に間一髪のところを助けられる。そのころ、香山の無事を信じるリカは、帰ってきたときのためにと料理をたくさん用意して待ち続けていた。時計が7時を過ぎたころ、玄関のチャイムがなった…