新人ダンサーの登竜門として最も有名な「ローザンヌ国際バレエコンクール」に向けて、元ボリショイ・バレエの英雄である“ワーニャ”こと、イワン・ゴーリキーの厳しい指導を受けるすばる。連日繰り返される過酷なレッスンのなかで、すばるは「身体中の細胞が、踊ることだけに集中している」という境地に達する。そして、ついに始まったコンクール本番。すばるは、真奈や多香子とともに、順当に決選進出するが、その前日、病に冒され危篤状態だった五十鈴が亡くなったことを知ってしまう…!!
ニューヨーク・シティ・バレエのトップ、プリシラ・ロバーツと、同じ日に同じ『ボレロ』を公演することになったすばるたち。日本でその情報を得たすばるの幼なじみ・真奈は、彼女を激励するためにニューヨークを訪れる。だが街はプリシラの話題一色で、肝心のすばるもプリシラとの勝負を投げ出していて…?
すばるとプリシラの『ボレロ』同日公演初日。前評判を覆し、すばるは観客の心を完全に捉える。一方、プリシラの舞台は淡々とした雰囲気のまま終わり、観客からは不満の声まで出る始末。だがそこには、プリシラの仕掛けたバレエの常識を超える“罠”があった……!!