桜木をかばったため、石原の命を受けた一舎八房の者たちにヤキを入れられたマリオは病棟に送られていた。二舎六房の仲間のもとに戻ってきた桜木から、そのことを知らされたヘイタイたちは、改めて石原の汚いやり方に憤りを感じる。一方、その石原たちは、出所までの間に桜木の命を奪おうと策を練っていた。このことを知ってしまった看守の熊谷は…。
昭和28年。湘南特別少年院に入所する以前の桜木六郎太・16歳。5人の兄は戦死、復員した父も死に、母親とのふたり暮らしで肉体労働に明け暮れる彼が出会ったのは…ボクシング。プロで身を立てて母に楽をさせたいと考える六郎太は、同じジムの先輩でタイトル戦を控える迫田を兄貴分として慕っていた。
再びプロボクシングを目指し始めた迫田だが、彼との間に因縁を持つ銭箱組のチンピラが有藤組で暴れ、組長に大怪我をさせてしまう。責任を感じた迫田はオトシマエをつけようと単独で銭箱組に向かうが、その道中でバイクに乗ったヘイタイが立ちはばかる。ヘイタイは迫田を叩きのめすと「見せたいものがある」と、ある場所に連れて行き…!?