逮捕されたマリオの拘留期間はあと11日。少年審判ではなく刑事事件として裁かれるため、検事の起訴をなんとか阻止しなければ刑務所行きは確実である。とはいえ、すでに接見禁止の命令まで下されたマリオを救出することは難しく、早川の店で作戦を練るスッポンたち4人は頭を抱えていた。するとそこに、「マリオ放免までの道」と題された作戦書を書き上げたバレモトが現れて…。
昭和28年。湘南特別少年院に入所する以前の桜木六郎太・16歳。5人の兄は戦死、復員した父も死に、母親とのふたり暮らしで肉体労働に明け暮れる彼が出会ったのは…ボクシング。プロで身を立てて母に楽をさせたいと考える六郎太は、同じジムの先輩でタイトル戦を控える迫田を兄貴分として慕っていた。
再びプロボクシングを目指し始めた迫田だが、彼との間に因縁を持つ銭箱組のチンピラが有藤組で暴れ、組長に大怪我をさせてしまう。責任を感じた迫田はオトシマエをつけようと単独で銭箱組に向かうが、その道中でバイクに乗ったヘイタイが立ちはばかる。ヘイタイは迫田を叩きのめすと「見せたいものがある」と、ある場所に連れて行き…!?