選挙活動中、浅見が暴漢に刺された。このショッキングな事件は、早速マスコミで大々的に取り上げられる(第1話)。その結果、浅見は新人候補ながらも見事トップ当選を果たすが、その犯人は相楽連合北彰会の末端構成員だった。実は、この事件は浅見を当選させるために北条が書いたシナリオだったのだ。浅見の“当確”が報じられた頃、裏社会の日本制覇のために北条が書いたもう一つのシナリオが渡海によって、沖縄で進行しつつあった。
ロシアン・マフィア、ソロコフと組んだ瀬川と相楽会の抗争で、ついに民間人の負傷者が出てしまう。このことで、北条と浅見の陣営は選挙戦で苦戦を強いられる(第1話)。そんな時、北条はロシアの利権を目当てにソロコフに接近するロシアン・ロビー(ロビイスト)の存在を知る。それは、与党・民自党の望月首相と原口代議士であった。そこで北条は、このスキャンダルの証拠写真を撮ってマスコミに送り、選挙戦の逆転を目論む。
政界では、浅見達が結成した新会派・新日本党と与党・民自党が連合し、裏社会では北条がロシアン・マフィアのソロコフと手を組んだ。北条と浅見は焦っていた。原因不明の病に冒された浅見の身体は、もう手の施しようもないほど蝕まれていたからだ。二人のあまりにも性急な動きに危機感を持った裏社会の大物・市島は、渡海を呼び出し、北条の暗殺を命じた。