浅見と行動を共にすることを決意した猪狩は、民自党の伊佐岡に離党届けを提出する。浅見は、この猪狩を中心とする団塊世代の議員グループ「70年会」による政権奪取を目指す。北条は日本最大勢力の組織「神戸山王会」を訪れ、三代目の緒方に山王会の関東からの全面撤退を要求する。この要求は、山王会の注意を関東に引きつけておくことで、九州制圧に動きだした渡海を助ける「陽動作戦」だった。
ロシアン・マフィア、ソロコフと組んだ瀬川と相楽会の抗争で、ついに民間人の負傷者が出てしまう。このことで、北条と浅見の陣営は選挙戦で苦戦を強いられる(第1話)。そんな時、北条はロシアの利権を目当てにソロコフに接近するロシアン・ロビー(ロビイスト)の存在を知る。それは、与党・民自党の望月首相と原口代議士であった。そこで北条は、このスキャンダルの証拠写真を撮ってマスコミに送り、選挙戦の逆転を目論む。
政界では、浅見達が結成した新会派・新日本党と与党・民自党が連合し、裏社会では北条がロシアン・マフィアのソロコフと手を組んだ。北条と浅見は焦っていた。原因不明の病に冒された浅見の身体は、もう手の施しようもないほど蝕まれていたからだ。二人のあまりにも性急な動きに危機感を持った裏社会の大物・市島は、渡海を呼び出し、北条の暗殺を命じた。