亡き父いつの日かバレエのプリマに…という願いの元、キャバクラグループを経営する父の元で大切に育てられた女子高生の柊舞。バレエを続けながら、ストリートでダンスを踊る毎日を送っていたが、一方で愛する父の経営するキャバクラグループに、魔の手が忍び寄ろうとしていた…
自分を助けてくれた川島の猛アプローチを受け、初めてアフターに付き合うこととなった舞。川島がヤクザであることから、身の危険を心配する舞だが、彼が連れて行った場所はバッティングセンターだった。元高校球児だったという川島の指導を受けながら、楽しい時間を過ごす舞。そんな彼女に対し、川島は自分がなぜヤクザの道に進んだのかを語り始める…
ついにディーヴァでの舞の初舞台が始まった。発熱で万全とは言えない体調ながら、なんとか踊り始めた舞だったが、観月一派の妨害によりいきなり転倒してしまう。どんな手を使っても舞を潰そうとする観月たちに囲まれた過酷な状況のまま、観月と舞、2人だけのスローバラードというハイライトに突入するが…
銀座での“DIVA”2号店オープンへ向け、新しく“チーム舞”のメンバーとなるキャバ嬢のスカウトに乗り出した舞。「若くて踊れること」という条件を満たすために、彼女や梨乃たちが訪れたのは、以前自らがストリートダンスをしていた駒沢公園だった。まずはダンサーたちの目を引くため、かつてこの地で伝説とまで言われたダンスを披露することに…
舞たち“DIVA”の芸能界デビューを潰そうと動く観月に唆され、“DIVA”のスキャンダル捏造を企む週刊誌編集長・立川。だが、旧知のヤクザのつてを使った門馬は、観月との癒着の件で逆に立川へ釘を差し、捏造を未然に防ぐことに成功する。これで晴れてデビューが決定した舞だが…?