オリンピックを目指す裕子は、練習に明け暮れる毎日。そして、国体では直前に体調を崩しながらも、光の応援で立ち直り見事優勝する。一方、光は実業界の大物・京極老人との商談をまとめるが、老人の孫・詩織にまとわりつかれて当惑していた。
国際DNP杯の女子100メートルに出場した裕子は、突然引退を表明する。さらに、競技場から光と一緒に教会に行き、二人はそこで結婚した。新たな決意で競技場に戻った光は、10秒の壁を破るべく男子100メートルに出場する。
新たなる決意で再出発した光は、新妻の裕子を遠ざけて、アメリカへ旅立った。そして、特訓を終えて帰国した光は、辰巳との試走で、ついに9秒台の宇宙を垣間みる。そのころアメリカでは、スティーブ・グラハムが競技中に倒れ、二度と走れない身体になっていた。
ライバルの辰巳が9秒台の走りをみせるが、神の領域の壁にはばまれ敗れ去る。辰巳とスティーブ・グラハムが陸上界から姿を消した今、光が倒すべき相手はジャック・スペンサーただひとりになった。大いなる神の、その世界へ招かれるのはどっちだ…!?
兄の陰謀で、ワールドカップ陸上に出場できなくなってしまった光。失意の光は国立競技場で最後のタイムトライアルにのぞむ。しかし、そこへワールドカップ陸上をほっぽり出したジャック・スペンサーがやってきた!すべてをかけて光が走る!神の領域まであと少し、光のファイナル・ラップ!