月下の棋士
コミック
全32巻配信中

月下の棋士

第51期名人戦、名人・大原巌と挑戦者・滝川幸治が熱海で第7局を戦っている時、東京・将棋会館に氷室将介という青年が現れる。プロ棋士になりたいという将介が手にしていたのは、伝説の棋士・御神三吉の推薦状だった。その推薦状を見たプロ棋士・虎丸は二段の坂東と将介を戦わせる。

著者・作者
ジャンル
出版社
小学館
レーベル
ビッグコミックス
掲載誌
ビッグコミックスピリッツ
配信数
全32巻
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  • 月下の棋士(11)
    月下の棋士(11)

    滝川に負けた将介。誰もが将棋に対する気力をなくしたと思っていたが、将介は滝川に笑いながら握手を求めるのだった。しかし、右手を指しだそうとした滝川は、階段から真逆様に落ちてしまう。

  • 月下の棋士(12)
    月下の棋士(12)

    女流棋士・大和岬が気になる将介はその養父である大和天空についての情報を得ようとする。どういう人物なのか、なぜ岬を引き取ったのかを知りたがる将介だが、逆に岬に関わるのはやめろと忠告される。そのころ、大和岬は天空に呼び出されていた。

  • 月下の棋士(13)
    月下の棋士(13)

    C級2組の最終戦。将介に勝てば岬と対局するという滝川が待つなか、持ち時間残り2分で対局室に戻ってきた将介は、再び岬と対局をはじめる。将介を手に入れるため、岬は必死になって将介の玉将を追う。

  • 月下の棋士(14)
    月下の棋士(14)

    滝川対大和天空の名人戦第3戦はすでに、滝川の勝利が確定しているにも関わらず、天空は負けることもできないでいた。そのテレビ中継を見ていた岬はいつしかテレビのなかの天空に向かって、がんばれと声を出して応援するのだった。

  • 月下の棋士(15)
    月下の棋士(15)

    「女がなんだ、友情がなんだ…、しょせん人間一人」といいながら将棋を指す将介に大和岬は、棋士として致命的な欠陥があると言い残し去っていく。その言葉が気になった将介は岬のアパートへ行くが、岬から別れを言い渡される。その帰り、鈴本が道路工事の誘導のアルバイトをしているのをみつける。

  • 月下の棋士(16)
    月下の棋士(16)

    C級1組の順位戦。佐伯宗光との対局で、誰の目にも将介の負けは明らかだった。しかし、将介だけはただひとり自分の勝利を確信し、笑顔さえ浮かべて指し続けている。やがて、便所で自ら鏡にぶつけた将介の額から真っ赤な血が流れだした。その血を見た佐伯は差し手を変更し、より完璧な勝利を目指すのだった。

  • 月下の棋士(17)
    月下の棋士(17)

    B級2組で順位戦に臨んだ虎丸は初戦で勝利を挙げ、順調なスタ-トをきる。一方、かつて思いを寄せた女性との約束をまもるべく、古葉健は名人位をかけて滝川に挑んでいた。

  • 月下の棋士(18)
    月下の棋士(18)

    B級1組への昇格をかけて、将介は師匠の虎丸と対局を続けていた。虎丸は対局中にかつての名人・大原を破った時の話を将介に聞かせ、その時に用いた中飛車という戦法を再び見せる。

  • 月下の棋士(19)
    月下の棋士(19)

    A級昇格を決めた氷室が4年ぶりに高知に帰り、故郷で羽をのばしていた頃、東京では滝川が刈田をくだし、名人位を防衛する。やがて、帰京の途についた氷室は、車中で土居学という男に出会う。

  • 月下の棋士(20)
    月下の棋士(20)

    A級順位戦の第二回戦、将介は首藤崇九段とあいまみえる。首藤を一目見た氷室は「弱そうだ」と言い放つ。先手を取った首藤は、何と将介の得意手である9六歩を指す。将介の目には、首藤の駒が光を放つかに見えるのだった。

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