「ホステスとして旦那(パトロン)に世話をしてもらい安定した生活を送る――私が日本へ来たのはそんな安全を得るためではありません!」他人に依存せず、夜の世界で自立した女性として生きていくために、由奈は大道寺会長の愛人になる話を断る。「女帝になれるようなホステスに育ててください!!」――そんな由奈の覚悟と情熱を買った大道寺に見守られ、ホステス修業が始まる。そしてついに、歌舞伎町の店でナンバーワンの座についた由奈。箱根旅行に同行した際、大道寺から「好きな男がいるのなら抱いてもらえ」といわれ、思い浮かべるのはホストの川島の顔だった―
川島との結婚披露宴には、各界から300人を超えるVIPが集まり、名実ともに赤坂の「夜の女帝」となった由奈。父を自殺に追い込んだ仇敵・成熙らへの復讐だけではなく、北朝鮮とのパイプを持つ元恋人・俊秀と密かに会うなど、「北」による拉致問題の解決に向けて動き出した。そんな由奈のもとに、北朝鮮の政府筋の人間が現れる。その目的とはいったい―――
お水マンガの金字塔『女帝』シリーズのファイナル!2011年に『女性セブン』で連載が始まった『女帝由奈』は、圧倒的な支持を得て、2014年2月、ついに最終回を迎えました。12巻はその完結編。韓国クラブ「ステラ」のママととなり、夜の女帝となった由奈が、ついに復讐を成し遂げます。そして由奈を待ち受ける悲劇――最後の最後まで目が離せない衝撃のクライマックスをその目に焼き付けてください。