「わたしを…抱いてください!」勇気を出してホストの川島に気持ちをぶつけ、処女を捧げた由奈。しかし、飲食業界の「帝王」、夜の世界の「女帝」になるという互いの夢を叶えるために、ふたりは5年後の再会を約束して別の道を歩むことに。そして、「女帝」になるための手ほどきをしてくれた恩人の大道寺会長はがんで入院し、この世を去る。「日本と韓国の懸け橋になれ」――川島と同様に、在日韓国人だった大道寺の遺したメッセージに、由奈は決意を新たにするのだった。そんななか、葉山と名乗る大道寺の顧問弁護士が現れ、由奈は熱烈なアプローチを受ける。「キミと真剣につき合いたい」――出会ってすぐのストレートな告白に戸惑う一方で、由奈の心を悩ませるのは日本に滞在するための「査証」の問題で…!?
川島との結婚披露宴には、各界から300人を超えるVIPが集まり、名実ともに赤坂の「夜の女帝」となった由奈。父を自殺に追い込んだ仇敵・成熙らへの復讐だけではなく、北朝鮮とのパイプを持つ元恋人・俊秀と密かに会うなど、「北」による拉致問題の解決に向けて動き出した。そんな由奈のもとに、北朝鮮の政府筋の人間が現れる。その目的とはいったい―――
お水マンガの金字塔『女帝』シリーズのファイナル!2011年に『女性セブン』で連載が始まった『女帝由奈』は、圧倒的な支持を得て、2014年2月、ついに最終回を迎えました。12巻はその完結編。韓国クラブ「ステラ」のママととなり、夜の女帝となった由奈が、ついに復讐を成し遂げます。そして由奈を待ち受ける悲劇――最後の最後まで目が離せない衝撃のクライマックスをその目に焼き付けてください。