某ホテルで開かれた結婚式の最中、結婚記念マンガ「お笑いカップル・タケハラ夫婦」というパンフレットが配られた。それは萌の手によるものだが、現在の絵柄とは比べようもない未熟なモノだった。だが驚くべきは、なんとこの作品が2人の結婚を想定して5年も前に描かれていたということ。「キャラクターさえ決まっていれば、ストーリーなんてだいたいわかっちゃう」と言い切る萌に、周囲は改めてマンガ家の偉大さを思い知ることになる。そんな彼女だが、ある日打ち合わせの席で担当が替わることを知らされる。新任は萌のツボにはまるタイプの男性編集者・雷鳴響亮。そして献身的な彼に萌はすぐまいってしまう。順調に仕事を進める二人だが、ある日、萌は突然雷鳴から尊敬する炎尾燃を捨ててくれといわれてしまい…!?
「週刊リベンジ新人デビュー大賞選考会」の審査員に選ばれた燃、富士鷹、流れ星超一郎の3人。例年ならば、最上位にいるマンガ家の意見が大賞決定に影響を与える(らしい)のだが、彼らはそれぞれが推す作品を手に真っ向から激突。結局その年は大賞ナシとなってしまった。そして翌年、「今年の新人賞こそはおれの手で選ぶ」と心に期す燃のもとに、担当編集者が「大賞を取れるよう指導してほしい」と一人の新人を連れてきて…
月刊「シャイニング」編集長・ボタQは、いつもゆったりとブラブラしている男。だがある日、週刊誌の編集長に威張り散らされたことから、彼の闘志に火がついた!発行部数・宣伝予算など週刊誌とは比較にならない現状で、ヤツらに威張り返すにはどうしたら良いか…。一度は連載陣の総入れ替えも考えたボタQに対し、相談を受けた燃は「マンガ家なんてみんな同じ。容れ物を変えるしかない」とアツく訴える!!
人気連載マンガの映画化をきっかけに、一躍メジャー誌に成長した「月刊シャイニング」。だが、いまだ誌面を覆うマイナー色が読者層とズレを生じ始め、それを狙って人気作家を引き抜こうとする他社の魔の手が迫りつつあった。危機を感じた星紅がボタQと訣別して単独行動を始めた頃、燃のもとには富士鷹や流れ星から奇妙な電話が相次ぎ…