城鷹志は、故郷・沖縄の病院にいた。たったひとりの肉親である母親の富子が、事故で死んだという知らせを受けたからだ。鷹志は父親を知らない。ヴェトナム戦争のとき、アメリカ海兵隊員として沖縄に駐留していたというだけで、名前はおろか顔さえも知らない…。天涯孤独の身となってしまった鷹志は、突然ワシントン総支局への転勤を命じられる。初の日系アメリカ大統領候補を密着取材してほしいというのだ。「何故オレが…」と訳が分からぬまま鷹志はアメリカへと旅立つ…
選挙戦最後のテレビ討論で、共和党候補・グラントを一蹴したヤマオカ。一方、鷹志は母・富子の死の真相に迫りつつあった。実行犯は、ヤマオカの選挙対策本部員・デュラン! その背後には、やはりヤマオカが……? 謎を追う鷹志に不気味な影が忍び寄る!