敵地・韓国へ乗り込んだ吉野太郎。VS白烈鉄(ペク・ヨルチョル)戦の開始時間まで、あと1時間を切った。韓国の英雄と呼ばれるほどの強打を誇り、過去に世界チャンピオン、イワン・ヴァシリエフに2度も挑戦。だが薬物に手を出してしばらく引退同然だった白の再起戦とあって、会場は異常な興奮に包まれる。全員が白の応援をする会場で、セコンドの熊田は、こんな状況下の精神的なプレッシャーを克服した男として、ライバル・ガルシアの名を持ち出し、太郎にハッパをかけようとするが…。
吉野VSガルシア戦まであと36時間。アポロジム会長・高塚の元へ、ガルシア行方不明との連絡が入る。妻のサンディが入国管理局に拘束され、元々所属していた新世界ジムのある大阪の地を、ひとり訪れていた。だが、ジムもつぶれ、行く当てもないガルシア。明日の試合はどうなる!?
左コブシの骨折にもめげず、見事チャンピオンになった太郎。一夜明けて、信金の寮の庭いじりに精を出していた。そんな時管理人さんから、ガルシアが日本のジムをやめ、故郷に帰ることを聞き、おおあわてで成田空港へ駆けつける。なんとそこには森崎がいた。
イワンが王座から陥落したことを耳にした太郎は、その後行方をくらましたという彼を捜してアメリカ・ロサンゼルスへ飛ぶ。そこでイワンから彼の壮絶な過去を聞かされる。自分とはまるで違う世界で生きていて、チャンピオンになるべくして生まれた男・イワン。弱気になった太郎は…。
世界タイトルマッチを控え、沖縄でキャンプをはる太郎。そんな彼のもとへ、突然ガルシアが太郎を元気づけるために現われた。一方、世界チャンピオン・ホセに会いに行ったクマノ会長は、ホセが怪我をしたため、試合をキャンセルしてほしいと言われる。