熱戦が続いたR・W・C(リアル・ワールド・チャンピオンシップ)も、いよいよ決勝戦を残すのみ。勝ち上がったのは、大方の予想を覆して、なんと花マルと木元だった。この二人の決戦を観ようと、会場は超満員に膨れあがる。そのなかで、ジュンは花マルと木元が決勝で対戦することを嬉しく思う反面、「見るのが辛くて、怖い」という思いも抱いていた。そんなジュンに、当日の朝稽古で木元の相手をした田棟は、「花田は、今の木元に1分と持ちはしない」と告げる…!
R・W・C(リアル・ワールド・チャンピオンシップ)国内予選準決勝で木元に敗れた花マルだが、この大会には3位決定戦がある。そしてそれに勝って3位になれば、本大会へ出場できるのだ。その準決勝の相手は、日本柔道界のカリスマといわれるベテラン・小賀。必殺の背負い投げを武器に世界をリードしてきた彼も34歳となり、この大会に引退をかけて臨んでいた。ジュンのくれたお守りを握りしめ、花マルはラストチャンスに挑む!
「パリ・セーヌ国際柔道大会」で獲得した金メダルを引っ提げ、花マルは実家へ凱旋帰省。だが新聞に全く記事が載っていないことに、少々ショックを受ける。しかも自分の記事はないのに、木元に関する記事は出ていた。それによると木元は「ドイツ・ライン国際柔道大会」に参加し、花マル同様、優勝していたのだ。しかも山咲と出掛けた初詣で木元本人と出会い、花マルは新たな闘志をかきたてられる。
R・W・C(リアル・ワールド・チャンピオンシップ)。それは参加国数37、各国3人以内の代表が出場し、体重無差別で最強の座を競う、まさに真の柔道世界一決定戦だ。木元、田棟と共に日本代表としてこの大会に出場する花マルは、本番前日の練習会場で多くのライバル達を目の当たりにして、闘志をかき立てられる。中でも花マルの心により一層の火をつけたのは、フランス代表の面々だ。優勝候補のデュマ、パリ・セーヌ大会で決勝を闘ったジューヴェ、そしてもう一人はなんと…!?
R・W・C(リアル・ワールド・チャンピオンシップ)に、日本代表として出場中の花マル。初戦でモンゴルのナルマンドゥに敗れたが、その後3連勝で2位となり、帝王・デュマと決勝トーナメント出場をかけて戦う。だがデュマの壁は厚く、形勢は圧倒的に不利だ。しかもデュマの視線は対戦中にもかかわらず、オール一本勝ちで予選リーグを終え、試合場下に陣取る木元に向けられていた。それを見て闘志をかき立てられた花マルは、反撃を開始する。
R・W・C(リアル・ワールド・チャンピオンシップ)に、日本代表として出場中の花マル。大方の予想を覆し決勝トーナメントに進出した花マルは、2回戦で今大回の最年長選手であるイギリスのピーター・ランドルと対戦する。一進一退の名勝負が続くが、終盤、花マルは得意の背負い投げで技有りを奪った。そしてそのまま、最高の寝技「ラパイッチスペシャル」に入る。花マルの目の前では、ランドルの二人の息子・ショーンとドリーが、父へ必死の応援を続けていた。二人と親しくなっていた花マルは、「タップしてくれ」と願いつつ、涙ながらにランドルへの攻撃を続ける…。
ベスト8が出そろったR・W・C(リアル・ワールド・チャンピオンシップ)。準々決勝の花マルの相手は、中国の韓李新(ハン・リーシン)だ。パソコンを駆使する林(リン)コーチが作るデータを重視した「ハイテク柔道」の前に、花マルは苦戦。開始早々、いきなり二つの有効を許してしまう。だが、そこから花マルは「アナログ柔道」で反撃を開始!そんな花マルの柔道を見た韓李新は…。
R・W・C(リアル・ワールド・チャンピオンシップ)、準決勝第1試合。決勝進出を賭けて、花マルとチコの激闘が続く。熱戦に魅了された観客たちは一斉に総立ちとなり、敵味方の区別なく両者に大声援を送り始めた。試合を超えて“祭り”と化した、この熱き闘い。残り時間30秒となったところで、花マルはこの試合で初めてのオリジナル背負いをかける。だが、チコはその瞬間を待っていた…!!
R・W・C(リアル・ワールド・チャンピオンシップ)、決勝戦。木元と花マルとの死闘は続く。残り時間は20秒となり、技有り一つ分リードしている花マルの勝利は目前だ。15秒、13秒、8秒…、時間は刻一刻と過ぎていく。そして残り2秒。最後の力をふりしぼった木元が、跳ね腰をかけた。木元、世紀の逆転優勝なるか…!?