黄海で清国艦隊と交戦中の日本海軍。本隊から遅れた遅速艦「比叡」「扶桑」「赤城」の3艦が清国艦に行く手を塞がれかけ、大ピンチに陥っていた。先行艦を追うべき航路“単縦陣”を維持すれば、右翼から敵艦隊に体当たりされる状況の中、「比叡」艦長・櫻井が採った進路は思いがけないもので…!?
1894年10月。旅順を陥落すべく、花園口への上陸を目論む日本陸軍は、鴨緑江の清国陸軍を牽制するための陽動作戦として、大迫少将率いる第五旅団が鴨緑江渡河戦を行なっていた。だが、後続部隊の渡河の遅れにより、日本軍はたちまち劣勢に。この危機を救うべく、立見少将の第十旅団が動き始めるが…!?
明治27年11月8日。朝鮮の漢城で総理大臣、外務大臣、度支大臣らと面会した井上馨は、朝鮮の維新を断行させるべく熱弁をふるう。朝鮮国の現権力を握っている大院君とその孫を、現政権から追放すべきと考えていた井上は、今の朝鮮国と幕末のころの日本を重ね合わせ、当時に思いをはせていた…。