鬼門の秘密が書いてある西園寺文書を見るために、西家の本拠地・鬼無里の屋敷に忍び込んだ蒼子と彬。その秘密は、地下に封印された鬼の骸骨に隠されていた。蒼子と彬の頭の中に直接語りかけてくる骸骨。その話によると、蒼子は東家の最後の女王・羅ゴウ(らごう)の髪から再生されたクローンだという。また、西家の人間と交わった鬼はその能力を無くしてしまうというのだ。話の通りだとすると、蒼子が彬と交われば人間になることができる。彬を好きになり始めたばかりの蒼子は、いきなりそんなことを言われとまどいを隠せない。だが彬は蒼子と結婚すると言い出す。意外にも西園寺家の反対はなく、結婚の儀式が始められて…。●収録作品蒼の封印
富士のふもと、樹海にある鬼門の聖地で鬼と人間の最終決戦が続く中、高雄は彬の力によって死んでしまう。指揮官がいなくなった鬼門を一気に攻めようとする彬。だが、“蒼龍”の立場にある蒼子は、彬の味方をすることができない。なんとか鬼門と人間が共存できる方法を見つけたいと、彬と話し合うことに。その席で、蒼子の意見を受けるかわりに聖地の全てを見せることを要求する彬。条件をのんだ蒼子は、自らも知らない聖地の奥へ、彬を連れて進む。そしてその一番奥には、鬼門一族を永久に眠らせておくことのできる“癒しの場”があった。驚く蒼子たちの前に、自分の隠れ屋から帰ってきた緋子が現れ、意外な事実を告げて…!?●収録作品蒼の封印