※本書はマッグガーデンより配信されていた『魔法使いの嫁』と漫画内容に変更はございません。ご購入の際はご注意ください。ひとつずつ名前を付ける度、色が世界に満ちていく。 管理者リンデルに呼ばれ、再び『竜の巣』を訪れたチセ。自らが振るう杖を作る為、苦労する中、リンデルが語ってくれたのは遠き日、かつてのエリアスについての思い出だった。それを聞いたチセの胸中に浮かぶ思いとは……。ひと為らざるものとひとの絆を描く本格異類婚姻幻想譚、待望の第四巻。
獣殺しと、獣。《協会》は魔術の大家、七つの盾と共に赤い竜の噂に対して調査へ動き出す。何かが動き始めている地で、《獣殺し》のセント=ジョージ家の子供が出会ったのは怯えた獣――これは偶然か或いは必然か。
年が明け、《七つの盾》の一門である当主であるリンゼイより、双子と共に《赤い竜》の動向を探る依頼を受けるチセとエリアス。二人は逡巡するも調査同行を快諾し、学院へ戻る手筈を整え始める。一方、ヴァイオレット達の母親、ヒルダ・セント=ジョージは竜の国を訪れ彼の者に希う。共に英国に来てほしい――と。
《はじまりのひと》ーーその墓標へと。双子と共に、英国に漂う不穏を追うことになったチセとエリアスだが、まずはセント=ジョージ家の収集する情報を学院で待つことに。束の間、平穏を楽しむ面々はゾーイの村へと赴くことになるがその先でゾーイの祖先《はじまりのひと》の遺骸が祀られる場所へ行くことになるがー…。
ひとに仇なす赤帽子と対峙する魔術師たち。救けを受けながら、消えたはずのアイラと思われる少女の元へ向かう魔法使いたち。“百花の歌”、ひとに仇なす人外、少女のようで少女でないもの......。混乱する場で、魔術師と魔法使いは脅威を退け、“隣人”の依頼に応えることができるのか――。