「王后陛下がこの店のパイをご所望です」異世界に転移したサーヤのパイは異世界でも大好評!街の人々も、今は恋人となった黒龍隊の副隊長ジルも、サーヤの作る料理に夢中だった。そんなある日、店の評判をききつけた王后様の命で、サーヤはパイを振る舞うため王宮へと招かれる。お城に呼ばれるなんて信じられない!喜ぶサーヤだったが、周囲からはもし王族に献上したパイが気に入られなければ、最悪の場合罰せられるかもしれないと告げられる。貴族って、そんなに身勝手なの? 警戒するサーヤだが?
大地のドラゴンの気まぐれによって、亡き祖母の家ごと異世界に飛ばされてしまったサーヤ。途方に暮れる彼女を温かく迎えたのは現地の人々と、転移者を支援する軍人たち・黒龍隊だった。元の世界に戻るすべはなく一生ここで暮らす覚悟が必要と告げられたサーヤは、生活のために祖母のレシピを受け継ぎパイ店を開くことに。家に居ついた精霊マリーに支えられながら開店したパイ店にて、美味しさと真心を生地に包むサーヤの異世界ライフが幕を開ける!