【無気力な青年×不思議な○○】が織りなす寂しくもあたたかなノスタルジック・ラブ、最終話。ふるさとの山に戻り、改めてスイビを東京へ連れ戻そうとする誠一。彼の手を引いて山から出るよう促すが、スイビは「そこから先には行けない」と誠一の後を追えずにいた。その言葉の真意、そしてスイビの本心とは…?
里帰りをした無気力青年が出会ったのは、どこか不思議な〇〇〇でした——。寂しくもあたたかい、ノスタルジックラブ待望の第1話!大学の研究助手として働く誠一は、仕事に没頭するあまり倒れてしまい、避け続けてきた山奥の故郷へ帰省することになる。10年振りの実家で過ごす、優しい父との何不自由ない生活…。しかしそこには見逃せない『違和感』が存在していて…?都市開発でなくなる予定の山を舞台に繰り広げられる、諦念と、それでも生きゆく者たちの不思議であたたかな二人暮らしが、いま始まる。
【無気力な青年×不思議な○○】が織りなす寂しくもあたたかなノスタルジック・ラブ、第2話!スイビとの二人暮らしが始まり少し経つ頃、誠一は何かと構ってくるスイビをうとましく思いつつもなぜか彼を無視できないでいた。そんなある日の外出中、雨に降られてしまった誠一。仕方なく雨宿り中、ふと気づくと隣には傘に化けたスイビがいた。お節介は頼んでいないからと彼を追い払おうとする誠一だったがスイビが誠一を気にかけるのは、とある理由があるようで…?どうでもいい、と胸にしまってきた記憶を拾い上げひとつひとつ見つめ直した先にあるものとは…。
【無気力な青年×不思議な○○】が織りなす寂しくもあたたかなノスタルジック・ラブ、第3話!誠一はスイビとの生活を通じて、少しずつ彼に対する認識が自分の中で変わり始めていることを感じていた。そんなある日、スイビと魚捕りに出かけた帰り道に子どもが山で行方知れずになったと聞かされた誠一。夜になっても見つからない様子を見て、こっそり山に向かおうとした矢先スイビに呼び止められ、ある言葉をかけられて…。
【無気力な青年×不思議な○○】が織りなす寂しくもあたたかなノスタルジック・ラブ、第4話!スイビとのかかわりを通じ、誠一はそれまで苦々しく感じていたふるさとの山への思いが徐々に変わりつつあった。そんなある日、いずれ山を下りると言うわりにはいまだ世間知らずで危なっかしいスイビがつい気になり誠一が人間の暮らしについて教えてやることに。しかし飽きっぽいスイビに「外に出よう」と提案されるまま、彼のお気に入りの場所に行くことになって…?
【無気力な青年×不思議な○○】が織りなす寂しくもあたたかなノスタルジック・ラブ、第5話!勤め先の大学の教授から帰るように連絡があり、誠一は東京へ戻ることをスイビに告げる。それを聞いたスイビは職場への手土産を用意しないと、と普段通りののん気さでいる。それを横目で見つつ、誠一はスイビに「一緒に来ないか」と誘うが…。
【無気力な青年×不思議な○○】が織りなす寂しくもあたたかなノスタルジック・ラブ、番外編。 誠一とスイビの山での穏やかなひとときを描いた三編。 ある夜、スイビが誠一の布団にもぐり込んできていた。翌日目を覚ましてからもスイビは誠一にくっついて離れない。 スイビが寒がっていることに気づいた誠一は放っておけず“あるもの”を用意するが――。