《ふるさと》はもう4月。麗らかな春の日。ついに農業一年生の父の活動が始まった。初めての米作りにチャレンジするのだ。そのために毎日遅くまで勉強を続けてきた。そんな父の姿を見て太平とミズナは誇らしく感じていた。今日は《比重選》の日。農業の大先輩・政信に指導を受けながら、種籾選別に四苦八苦していた。一方、太平はミズナからネコヤナギ発見の情報を聞き、いても立ってもいられず早速2人で取りに行くことに。だがしばらくするとミズナが大慌てで帰ってきた。えっ!? 太平が突然消えた……!?|矢口高雄先生がお贈りする『おらが村』と『新・おらが村』の間をつなぐ新シリーズ! 大自然に放り込まれた都会っ子・太平が野山を駆け回る! そんな少年と《家族》の成長物語、シリーズ第5巻(全11巻)!!
京子の容態が思わしくない。東京の病室へ駆けつけた良平は、眠り続ける京子の枕元で2人の思い出の数々を辿っていた。そして良平はある決断を下す。一方、日暮村で太平とミズナは、母の命が消えかけていることも知らずに野山を駆け回っていた。そしてついに良平から連絡が入る。「ママが死にそうだって……」。母危篤の知らせを受けた太平とミズナは政信と共に急遽東京へと向かうのだった……。その車中、太平は突然つきつけられた残酷な現実を理解することができず、ただ《ふるさと》にやって来た2年間をぼんやりと思い出していた……。感動のシリーズクライマックス!|矢口高雄先生がお贈りする『おらが村』と『新・おらが村』の間をつなぐ新シリーズ! 大自然に放り込まれた都会っ子・太平が野山を駆け回る! そんな少年と《家族》の成長物語、シリーズ最終巻(全11巻)!!