奥羽の山々にトチの花が咲きだす頃、決まって《ふるさと》を訪れる人がいる。九州の菜の花を皮切りに、本州~奥羽~最後には北海道まで、花を追いかけて旅を重ねる養蜂家の南さん夫妻だ。蜜がたっぷりと詰まったミツバチの巣を初めて味わい超感動した太平は早速、親友で悪友の正勝にもおすそ分けをする。が、正勝はこんなんで喜んでるのはセコいと言い放ち……その夜2人は南夫妻の養蜂場に忍び込んでいた。目指すは採蜜ドラムの底に残った蜜! 量は1升~2升(正勝談)! 首尾よく蜜をゲットし、蜜ドロボウたちが蕗の葉のコップで蜜を味わっていると……。さらに太平が保護したフクロウのヒナ。ゴロスケと名付け巣立ちまで面倒を見ることになるのだが……。|矢口高雄先生がお贈りする『おらが村』と『新・おらが村』の間をつなぐ新シリーズ! 大自然に放り込まれた都会っ子・太平が野山を駆け回る! そんな少年と《家族》の成長物語、シリーズ第6巻(全11巻)!!
京子の容態が思わしくない。東京の病室へ駆けつけた良平は、眠り続ける京子の枕元で2人の思い出の数々を辿っていた。そして良平はある決断を下す。一方、日暮村で太平とミズナは、母の命が消えかけていることも知らずに野山を駆け回っていた。そしてついに良平から連絡が入る。「ママが死にそうだって……」。母危篤の知らせを受けた太平とミズナは政信と共に急遽東京へと向かうのだった……。その車中、太平は突然つきつけられた残酷な現実を理解することができず、ただ《ふるさと》にやって来た2年間をぼんやりと思い出していた……。感動のシリーズクライマックス!|矢口高雄先生がお贈りする『おらが村』と『新・おらが村』の間をつなぐ新シリーズ! 大自然に放り込まれた都会っ子・太平が野山を駆け回る! そんな少年と《家族》の成長物語、シリーズ最終巻(全11巻)!!