「十真、いつになったら帰ってくるの…?」39歳の主婦・陣野涼香は、パートで家計を支えつつ、自称漫画家のニート夫・十真と低所得者向けの千房団地で暮らしている。退去期限が迫る中、「せめて愛する十真の子どもがいれば…」と望む涼香だが、十真は応じないどころか、涼香の存在すらを否定する。貧困と夫婦仲が揺らぐ中、涼香はセレブが集う千房ニュータウンに目を細める。しかし、そのニュータウンに十真の姿が…!?貧と富。二つの世界をまたぐ格差不倫が思わぬ騒動を巻き起こすーー!※本作品には『ふたつのちぶさ』(1)~(5)の内容が収録されています。重複購入にご注意ください。
セレブ妻たちの犯罪まがいの謀略に立ち向かうものの支配構造は拡大の一途を辿っていた。問題解決のために時間を割く涼香だったが、その時間が増えるほど、ダメ夫が企てたアナログ不倫のシステムが頑強なものとして確立し始めていた。ギリギリの精神で奔走する涼香だったがハニートラップを始めとするマインドコントロールまでもが顔を見せ始めたことで遂に決壊してしまう。自身もまた目の前にぶら下がった不倫という誘惑に心を許し、もう守るべきものを守る力を失い始めていたのだった…。※本作品には『ふたつのちぶさ』(6)~(10)の内容が収録されています。重複購入にご注意ください。