一緒の部屋で寝ることになったさくらとエニシ。さくらは彼に今までの人生を語って聞かせる。戦巫女の使命とも戦いとも無縁な、穏やかで幸せな人生。耳を傾けるエニシの反応は…。さくらは初めてエニシの本質を垣間見る――。
150年の時を経て、戦巫女(いくさみこ)は彼の地に還るーー。さくらは彼氏や友人に恵まれ、充実した日々を送っていた。デートの約束に浮かれ、心待ちにしていた誕生日。17歳を迎えた彼女の前に現れたのは、見知らぬ世界と見覚えのない青年だった…。
「おかえり150年ぶりの故郷へ」17歳の誕生日を迎えたさくらは、突然まばゆいほどの光に包まれ、気づけば洞窟の中にいた。見知らぬ青年・エニシは、さくらのことを150年間眠っていた戦巫女(いくさみこ)・サザナミだと告げる。戦巫女とは、まほろば王国とは、竜族の戦いとは?止まっていた運命が再び動き出すーー。
17歳の誕生日を迎えたさくらは、突然まばゆい光に包まれ、気づけばまほろば王国という見知らぬ場所にいた。そばにいた青年・エニシに、さくらは150年間眠りについていた戦巫女(いくさみこ)・サザナミだと告げられるが、150年前の出来事、自身の使命を突然語られ、受け入れることができない。混乱するさくらはその場から逃げ出し、とある村に辿り着くーー。
混乱するさくらを温かく迎え入れた村の人々。彼らの優しさに、怯えていたさくらの心は和らぐ。しかし、強い絆で結びつく彼らの仲間意識は、家族も友人も失った孤独を痛感させる。さくらとしても、サザナミとしても、思い出を共有できる相手はここにはいないーー。
村に魔物の大群が現れ、エニシは村の男たちに加勢する。さくらは村の女性たちと戦いが終わるのを待っていたが、元の世界への唯一の手がかりとなるブレスレットをなくしたことに気づき…。
エニシとさくらは、突然現れたタカラと共に魔物の巣へ向かう。残虐な魔物を前に湧き上がる悔しさと涙。さくらは戦巫女サザナミとして戦う決意をするが、付き従うエニシには別の思惑があった。夜の月が照らし出すエニシの正体とは――。