運命に縛られた姫の前に現れたのは…?人と人が剣で戦い、国を奪いあっていた時代。争いに負けた国の王は殺され、王子は行方不明になった。自国を守るために政略結婚が決まっている姫リーリエは、中立である修道院に身を寄せ、勉学に励んでいた。近い未来、自分は夫に従って生きていかねばならない…だからこそ心は自由でいられるために。そんなある日、リーリエの前に謎の男性が現れ…!
これが最初で最後の“恋”だって気づいたヴォルフは生き残った王子として、奪われた自国を取り戻すために身を滅ぼす運命を背負ってでも禁断の術で強大な力を授かる。しかし医薬を学ぶため修道院に身を寄せているリーリエとの間に愛が芽生え、ふたりは一緒の未来を願うが…その矢先、リーリエの政略結婚が決まる。さらに残酷なことに相手はヴォルフの父を殺し、国を奪った残虐な新王ゲルドだと知り…?愛と国を取り戻すために命をかける王子と、過酷な運命から逃れる鍵を握る王女のロマンス・ファンタジー完結巻!