ノノ(12歳)が作り出す美味しいめずらしい料理で宿屋・アルカスはいまや大人気。トリカラを食べるためにわざわざ遠くから人が訪れるほどだが、ある日ノノが仕入れのために商船へ向かうと、船の中はすっからかん。アルカスを妬んだ高級宿屋・ガラリヤが商人たちに圧力をかけ、食材を売らないよう仕向けたのだ。これじゃあ何も作れない…けれどその時、ひとりの商人が声をかけてきた。彼の商品は白い粒に黒い水、枯れ木や黒いつぶつぶなどおかしなものばかりだったが、ノノには不思議とそれが何かわかってしまう。コメ、ショウユ、カツオブシ、ゴマ! 次々と名前を言い当て、絶品レシピをひらめいて…?
港町の小さな宿屋・アルカスの料理は、とんでもなく美味しいと大評判。異国の食材を使った、これまで見たことも聞いたこともないその料理を作っているのは、宿屋の一人娘、ノノ(12歳)。ノノの頭の中で不思議な声がして、その声がレシピを教えてくれるという。けれど、同じ港町の高級宿・ガラリヤはアルカスの成功が気に入らない。食材を買い占めたり、「アルカスには売るな」と根回ししてきたり、嫌がらせが止まらない!ノノの美味しいレシピでピンチを跳ねのけられるのか!?