完璧な女性と称えられる侯爵令嬢セーラとの婚約を解消し、奔放な男爵令嬢サリーとの「真実の愛」を貫いた王太子マクシミリアン。しかし、晴れて結ばれたはずの結婚生活で彼を待ち受けていたのは、目を背けたくなるような現実だった。王太子妃となったサリーは愚かで傲慢な本性を露わにし、二人の娘である王女リリアナもまた、度を越して無知で我儘な少女へと成長してしまう。なんとか娘を次代の王に据えようと必死に足掻くマクシミリアンだったが、その執念をあざ笑うかのように、リリアナが取り返しのつかない凄惨な事件を引き起こしてしまい――!?
完璧な女性と称えられる侯爵令嬢・セーラとの婚約を解消し、自由奔放な男爵令嬢・サリーと結婚した王太子マクシミリアン。政略結婚ではなく「真実の愛」を選んだ彼は、愛の力で全てを乗り越え幸せな未来を手に入れたと信じていた。ところが王太子妃となったサリーは、教養や品格など王太子妃として求められるものを何一つ身につけようとせず、次々に問題を起こしてしまう。一方、別れたセーラはすぐに有力な公爵と結婚し、公爵夫人としてますます輝いていく。自分の選択は間違っていないと必死で己に言い聞かせるマクシミリアンだが、彼とサリーは失態を重ね続け――!?