公爵令嬢のエリザベスは、婚約者である第二王子のウィリアムから婚約破棄を告げられた。初恋相手からの仕打ちに傷つき、父の命で領地に移ったエリザベスだったが、そこに現れたのは公爵令息のハインツだった。夜会のたびにからかわれる、イヤな相手だ。不敵な笑みを浮かべるハインツに対し、エリザベスは事態をのみこめない。実はもう、この腹黒貴公子の罠にかかっていることを、エリザベスはまだ知らなかった…。