思い出したのは、生まれて初めて女の人を、彼女をきれいだと思った、その時の感情。それから、子供の頃に見たその横顔。彼女は俺の母親の妹、つまり叔母だ。俺の親父に何十年も片思いしていて、忘れる為に一度は他の男と結婚したものの、俺の母親が亡くなってから離婚して、それなのに親父は俺と同い年の若い女と再婚するという、憐れでしつこくて可哀想な人だ。そして今、彼女は、俺の横で親父の結婚式に参列している。見ていられなくて、その場から彼女を攫った。そして抱きしめて、キスをした。なぜ、あんなことをしたのか…。恋の痛みを知る大人女性から多くの支持を得た秀作が【単行本版】で再登場!第1巻は一~三話までを収録。
彩子から帰ってくれと頼まれ一旦は引いた鶴水だったが、諦めるつもりはないと言い残して行く。鶴水から守りたいのに、甥としてしか扱われない事に苛立つ聖人は…。恋の痛みを知る大人女性から多くの支持を得た秀作が【単行本版】で再登場!第2巻は四~六話までを収録。
ギックリ腰になったところを鶴水に助けられた彩子。近過ぎる距離に動揺し、その動揺を鶴水に見抜かれてしまう。事が終わった後で彩子の窮地を救ったのが自分ではなく鶴水だったと知った聖人は肝心な時に不在にした自分と自分以外の男に隙を見せる彩子、彩子と自分の「叔母と甥」という関係性に腹を立てるが…。恋の痛みを知る大人女性から多くの支持を得た秀作が【単行本版】で再登場!第3巻は七~九話までを収録。
彩子が鶴水に心を開きかけていると感じた聖人は、焦る気持ちを抑えきれずに「好きだ」と告げてしまう。一方で、鶴水の弟・泰貴は、卑劣な手段を使ってでも彩子に近づこうと画策するが、その狙いは…。恋の痛みを知る大人女性から多くの支持を得た秀作が【単行本版】で再登場!第4巻は十~十二話までを収録。