そろそろ『ヤングふわふわ』の部数も上がるかな…と期待する志羽。しかし、立ち寄ったコンビニでは「どうせ返品だから」と荷解きすらされない始末。「なかなかうまくいかないもんだ」とため息をつく志羽の目に飛び込んできたのは、激しく言い争う北川と伊勢崎の姿で――。
日本最大の総合出版社に勤める敏腕漫画編集者、志羽拓人。彼は暴漢に襲われて階段から転落、そのショックで別の世界へ転生してしまう。しかし、目の前に広がっていたのは剣と魔法のファンタジーな世界…ではなく、さっきまでと全く変わらない現代の東京だった。ただひとつ違っていたのは、志羽が廃刊寸前の漫画雑誌の編集者だったこと――。「いきなり落ちぶれすぎだろ、俺!」金もコネもない世界で、志羽は編集者として再び成り上がることはできるのか…!?数々の名作を生み出したベテラン作家陣が贈る、漫画編集ビジネスコメディ!
転生した志羽の勤め先は、廃刊寸前の漫画雑誌の編集部だった。ボロボロの社屋にやる気のない編集者たち…そんな何もかもがダメダメな編集部にも、ひとつだけ良いところがあった。それはクールな美人編集長、北川の存在。彼女に檄を飛ばされた志羽は、自分の能力を見せつけてやろうと意気込むが…。
雑誌の売上回復を目指し、志羽は転生前に知り合いだった漫画家たちに声を掛けて回る。だが、漫画家たちは転生前のことなど知るはずもなく、収穫はゼロ。あげくの果てには、かつての勤め先「皇帝社」の編集者に目を付けられてしまうのだった。
北川から、かつて一世を風靡した人気漫画家の復活を命じられた志羽。その漫画家は不良漫画で名を馳せ「漢漫画の巨匠」と呼ばれたものの、今はスランプでまともに漫画を描けていないらしい。とりあえず話をしようと自宅を訪ねた志羽の前に現れたのは、作風とは似ても似つかぬ、覇気のない老人だった…。
ここのところ、同僚の編集者 辻堂の様子がおかしい。担当作家からの電話には居留守を使ったり、志羽の発言に過剰に反応したり…。辻堂の真意を知るため、志羽は編集部員たちも驚く奇策に打って出る。
『ヤングふわふわ』の売上を上げるため、志羽たちはヤング誌の定番、グラビアページの制作に挑戦することに。準備を進める中で、北川の意外な過去が明らかになり…?
想定外のトラブルで振り出しに戻ってしまったグラビア撮影。あまりに出来すぎた偶然に、志羽は伊勢崎の陰謀を疑う。しかしその時、救世主が現れて…。
新人作家獲得のため、同人誌即売会で出張編集部を開いた『ヤングふわふわ』編集部。しかし、伊勢崎の妨害でブースは端に追いやられ、閑古鳥が鳴く始末。そんな中、志羽は伊勢崎から驚きの提案を受ける――。
北川は志羽に自身の過去を打ち明ける。編集部に送り付けられたあのゴシップ記事の真相は?そして、北川と伊勢崎の間に何があったのか…!?